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人里から程よく離れた場所に男は住んでいた。
本人は目立ちたくなさそうだったが、月1回の生活必需品の買い出しを2度もすれば人々に覚えられてしまった。
立派な角も鮮やかな色の衣装も覚えるなと言う方が無理な話だ。
特別嫌われているわけでも避けられているわけでもない。
ただ不思議に思われている。
あのような種族は、仲間と生活を共にするはずだが彼はたった一人だと。
ページ88
事情があるのだろうと何も言わずにいてくれるヒトビトを、ホーンは口には出さずとも気に入っている。
元々行き場のない者たちが流れ着いて出来た辺境の人里だ。お互い深入りしないのが暗黙のルールなのだろう。
気に入っているからこそあまり積極的に関わりたくはないのだが。そう思いながらホーンは足元を見る。
そこには魔物から助けてくれたお礼にと、雑貨屋の店主の子供が編んでくれたミサンガが結ばれていた。
ページ???
自分は他の仲間より、異形とは比較的遠い位置にいる。
中には【無理矢理繋ぎ合わせられた結果】満足に動けない者もいるから。
守る為には立ち上がらなくては。
それも、もう昔の話。
- 特記事項
- 有償図書につき対価無しの持ち出しを禁ずる。
- 名前
- ホーン
- 好き
- 果物・アクセサリー収集
- 嫌い
- ヒトが多いところ
- 年齢
- 不明
- 身長
- 220㎝

