ページ81

人里から程よく離れた場所に男は住んでいた。
本人は目立ちたくなさそうだったが、月1回の生活必需品の買い出しを2度もすれば人々に覚えられてしまった。
立派な角も鮮やかな色の衣装も覚えるなと言う方が無理な話だ。
特別嫌われているわけでも避けられているわけでもない。
ただ不思議に思われている。
あのような種族は、仲間と生活を共にするはずだが彼はたった一人だと。

ページ88

事情があるのだろうと何も言わずにいてくれるヒトビトを、ホーンは口には出さずとも気に入っている。
元々行き場のない者たちが流れ着いて出来た辺境の人里だ。お互い深入りしないのが暗黙のルールなのだろう。
気に入っているからこそあまり積極的に関わりたくはないのだが。そう思いながらホーンは足元を見る。
そこには魔物から助けてくれたお礼にと、雑貨屋の店主の子供が編んでくれたミサンガが結ばれていた。

ページ???

自分は他の仲間より、異形とは比較的遠い位置にいる。
中には【無理矢理繋ぎ合わせられた結果】満足に動けない者もいるから。
守る為には立ち上がらなくては。
それも、もう昔の話。

特記事項
有償図書につき対価無しの持ち出しを禁ずる。
名前
ホーン
好き
果物・アクセサリー収集
嫌い
ヒトが多いところ
年齢
不明
身長
220㎝
Template by espace.